こんにちは。

　ようやくうちの子(アビィ)の賢さが255になりました！
　これからどんな働きをしてくれるか楽しみです。


























　ようやく勉強の毎日から開放ですね。
　よく頑張りましたね、アビィ。




　出発用施設はあるくせに、今まで全然使わなかったからな。
　これからはクエストに馳せ参じる毎日か。




　馳せ参じるとか、別にそんな急いで来なくていいけどね。





　ねーちゃん運動力ないもんねー。





　そうだね、アビィは勉強の虫だからなぁ。
　まぁ、うちが指示したからだけど。　あっはっは！




　って誰だお前ー！




　あ、始めまして。　僕は 「そら」 って言います。
　姉がこちらでお世話になって…




　え？　姉って、カーレンおねーさん…
　な、わけないから…




　アビィ!?





　んだよ。　俺が姉じゃ悪ィかよ。





　いや、悪いというかなんというか…
　姉って器じゃないだろ、お前…　口悪いし。




　うるせーよ。





　いきなり出てきたもんだから、
　さっきからカーレンおねーさんも呆然としてるし…




　…。





　か、可愛いぃ…





　あ、あれー…　そういう反応？




　何歳ですか？　アビィの妹さんなのですか？
　…あ、でも僕って言っていたので弟さんでしょうか？
　何で人間の言葉が喋れるのですか？
　お姉さんと一緒で勉強家なのですか？




　え、あ…　あの…





　あぁもう、可愛いー





　え、えっと…　ね、ねーちゃん助けてー。





　なんか花咲いてるよ…
　ご丁寧に感情が字で表されてるし。　どういう原理だよ…




　あぁ、なんかコイツ、感情に応じて花が咲くらしい。
　少女漫画みてぇなヤツだろ。




　ちなみに、気が沈んでる時は青い花。　怒ってる時は赤い花。
　今みたいに照れてる時は、黄色の花が咲くぞ。



　わー、このお花って本物ですか？　触れます？
　怒ってる時とかどんなお花なんですか？
　あ、それよりもどうやって咲かせてるんです？
　わ、肌ぷにぷにですねー。



　むーむー。
　ねーちゃん、説明してないで助けて～




　あー、ここの力関係は
　「カーレン姉さん ＞ 俺 ＞ 変態管理人」 だから耐えろ。




　そ、そんなぁ～…





　ってー、ちょっと待て。
　何でうちがお前より下なんだよ。




　テメェが最底辺以外のどこにいるんだよ。





　ひどい…




…



　あぁ、可愛かったですー。





　や、やっと開放してもらえたよ…





　おぅ、お疲れさん。




　うわー…　ホントに疲れてるし。

　…で、疲れてるところ悪いんだけど、
　今後も出てくるだろうから自己紹介よろしく。


　あ…　うん。

　えっと、さっきも言いましたけど、名前は 「そら」 です。
　アビィねーちゃんの弟で、まだ0歳です。

























　「そら」 ちゃんですか、可愛い名前ですね。
　でも男の子なのですね。



　そら、そら…

　よし、じゃあお前は今日から 「クー」 だ。




　…え？





　何でだよ。





　「そらちゃん」 でいいじゃないですか。





　だって呼びづらいしー。





　にしても、何で 「クー」 なんだよ。





　「そら → 空 → くう → クー」 ってことで。
　はい、けってーい。




　うわぁ…　センスありませんねぇ…





　会心の命名だと思ったのに…





　まぁ、「クーちゃん」 は呼びやすいですけど…





　よっし、じゃあ決定ー。





　(勝手な人だぁ…)




　んじゃもう1つ、気になってたんだけど…　なんで人の言葉で話せるの？

　アビィは勉強したから話せるようになったんだけど、
　クーは生まれてまだ2週間経ってないのに…　というか、かしこさ0だし。



　あ、それは…





　そりゃ俺が教えたんだ。





　あらあら、一緒にお勉強なんて、仲良しさんなのですね。





　教えて話せるようになるもんなのか…
　いや、それよりアビィから教わったにしては、喋り方が違いすぎ…




　ねーちゃん、口悪いからなー…





　うるせーよ。




　全然似てないな、この姉弟…
　ん、まぁいいか。

　とりあえず、クーもこれから適当に顔出してなー。


　あ…　うん。

　これから、よろしくお願いします。




　それじゃ、クーちゃん。　またね。





　は、はい…





　それじゃ今日はこれで終わりー。
　また明日ね～